HIROSHI ITO

伊藤 洋

2013年入社

街は、人の手から
生まれる。

35歳までの私は、本当に失敗ばかりしていました。多額の損害を出した間違いや、肋骨を折る事故まで・・・それはもうたくさん失敗しましたね。でもそれは同時に、失敗した後の対処の仕方も学んだということ。その後の仕事にこの経験は大いに生かされています。失敗は自分の責任ではありますが、大きな経験となって自信に繋がります。いくら本を読んで知識をつけても、現場では経験が大きな力になります。ものづくりが好きな人や、熱い心を持った人、失敗を恐れない人は建築土木の世界に向いていると思います。

我々の手掛けている多くの公共工事は税金事業でもあるので、スピーディーかつ質の高い仕事をする必要があります。また、様々な現場があるので、人どうし、会社どうしの出会いが多くあります。遠出することもあり、その土地ごとに知り合いができるのはいいですね。
現場監督として仕事をするうえで心掛けているのは、作業員1人に対して、4人の大切な家族がいると考えること。そう思うと絶対に手を抜くことも、危険なこともできません。安全第一で、家族や仲間を守ることが、ただ一つのこの仕事に必要な要素なのかもしれません。